無酸素運動
無酸素運動は短い時間に大きな力を発揮する強度の高い運動を指します。
筋トレマシンで限界ギリギリまで追い込むようなトレーニングが当てはまります。
筋肉を動かすためのエネルギーを、酸素を使わずに作り出すことからこのように呼ばれています。
エネルギーの発生に酸素を必要とせず、糖をエネルギー源として利用します。全力もしくはそれに近い筋力を短時間で発揮しやすいのが特徴です。
無酸素運動は筋肉に蓄えられたグリコーゲンをエネルギー源とするため、中性脂肪は消費しません。だからといって痩身効果がないわけでは有りません。
無酸素運動は筋力を増強させる効果があるので、基礎代謝を上げることができます。筋肉は維持するだけで多くのエネルギーを消費してくれます。
また、無酸素運動は成長ホルモンの分泌を促すと言われています。
無酸素運動と成長ホルモン
無酸素運動時に放出される成長ホルモンは傷ついた筋肉を組成するために使われます。筋肉は遊離脂肪酸をエネルギー源(基礎代謝)としますので、脂肪を燃焼させやすくなります。
また、余った成長ホルモンは褐色脂肪細胞に作用し、より多くの脂肪燃焼リパーゼを血中に放出します。
その脂肪燃焼リパーゼは脂肪から遊離脂肪酸を作り出し、筋肉へ提供することで脂肪量を減らす効果を持っています。
つまり無酸素運動は筋力増加によって基礎代謝を増やすだけでなく、成長ホルモンの分泌を促すことで直接的な脂肪燃焼効果も期待できるのです。
有酸素運動
有酸素運動は軽~中強度の負荷を継続的にかける運動のことです。ゆっくり体に負荷をかけることによって糖質ではなく、脂肪を燃やす効果があります。
ランニングやサイクリング、水泳などが有酸素運動に当ります。
有酸素運動時はアドレナリンが分泌され、アドレナリンは脂肪燃焼リパーゼを生み出し血中に放出します。その脂肪燃焼リパーゼが遊離脂肪酸を燃焼させるのです。
遊離脂肪酸はエネルギーとして使われるため脂肪組織で作られる脂肪の塊で、有酸素運動で燃焼しやすいのが特徴ですが、使われずにおくと中性脂肪として脂肪組織内に蓄積されるという特徴があります。
遊離脂肪酸をエネルギーに変えるために多くの酸素が必要とされるため、酸素を取り込みながら行う有酸素運動が脂肪燃焼に効果的であるのです。
無酸素運動の後の有酸素運動
無酸素運動と有酸素運動のメカニズムや目的は違いがありますが、連動して行うと大きな相乗効果が期待できます。
最も効率的なトレーニングパターンは無酸素運動を行ってからの有酸素運動です。
無酸素運動によって成長ホルモンが刺激され、遊離脂肪酸が放出されやすい環境を作ることで有酸素運動による脂肪燃焼を円滑にする効果があります。
運動の強度としては無酸素運動10分程度、有酸素運動20分程度行えると大きな効果が期待できますので頑張って見ましょう。
はつねの痩身メニュー
サロンはつねでは痩身エステを受けた後に無酸素運動と有酸素運動のトレーニングメニューを推奨しております。
エステを受けた後に30分ほどトレーニングを行うことでみるみるうちに脂肪が落ちていくことでしょう。
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